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関東大学ラグビーリーグ戦 1・2部入替戦 山梨学院大学・日本大学 記者会見レポート


2015.12.19 広報委員 辛島

第2試合  山梨学院大学 17-28 日本大学

前半8分、日大は山梨学院陣ゴール前でのラインアウトからFWがフェイズを重ね、15番冨樫が先制トライを奪う。
その後、14分には山梨学院陣ゴール前からのラインアウトをモールで押し込み追加点を挙げ、前半30分時点では日大が13点のリードを奪う。
一方、山梨学院は前半35分の7番渡辺のトライ、終了間際の10番前原のPGで3点差のビハインドで後半を迎える。
後半最初の得点は、山梨学院8番主将ソシセニのトライでゲームをひっくり返すが、日大はその4分後に4番オガワのトライで再逆転。
その後、18分・37分にもトライを重ね、日大が勝利し、1部リーグ復帰を決めた。

【山梨学院大学】
≪吉田監督≫
前半に今年一番の戦いをして、逆転したところまでは満足だった。
結果は残念だったが、最後まで諦めない山梨学院の闘志を見せてくれたので、やり切ってくれたという印象を持ちました。
最後の攻撃ではトライを取りきれなかったが、みんな身体を張ってくれた。
来年は2部に落ちますが、もう一度リセットして、1部の舞台に戻りたいと思います。
≪ソシセニ主将≫
大学選手権を目指してたけど、全部負けてしまいました。
1部リーグに残るという目標を持って臨んだが、負けてしまいました。
2部に落ちるけど、頑張って1部に復帰したいです。

■雨でボールが滑った事について
≪吉田監督≫
私が言わずとも、選手が意識していたので、私から言う事はなかった。
ずっとコミュニケーションを取って、キャプテンを含め、全メンバーが勝ちたいという意識を持ってました。
負けたのは私の責任だと思ってます。

■反則からの失点が多かったが
≪吉田監督≫
レフリーのジャッジに、しっかりと対応できなかった。
対応しようとしましたが、仕切れなかった。

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【日本大学】
≪川松コーチ≫
去年、入替戦に敗れ、中岫主将を中心に今日のこの試合に勝つという思いで戦ったのが、後半に相手を突き放すトライに繋がったと思います。
≪中岫主将≫
昨年、この場所で悔しい思いをして、色んな事があったが、みんなで乗り越えて、この内容で今までやってきた事が発揮できた。
今日、この試合が一番面白かったし、チームが一丸となれました。

■一度突き放しながら詰め寄られたが
≪中岫主将≫
一度詰められたが、自分たちは山梨学院さんより走り込んできたと思ってたので、その自信が繋がってくると信じてたので、逆転される事はないと思いました。

■悔しさ・色んな事とは?
≪中岫主将≫
2部に落ちた事でショックから立ち直るのが一番でした。春シーズンでももたついてたところがあったが、悔しい思いがあり、それを思い出して、やらなければならないという思いで、夏合宿の苦しい練習に耐えてきました。

■この一年を振り返って
≪中岫主将≫
嬉しい気持ちと安心した気持ちが正直なところです。
1部復帰を期待された事が多少プレッシャーにはなりましたが、この結果を残せて頑張ってきて良かったと思ってます。

■1年で1部復帰した事について
≪川松コーチ≫
2部に降格した過去のチームを見ても、複数年経ってしまうと、1部に戻るのに時間が掛かります。
1年で戻らないと、経験値も1部と2部では違うので、とにかく1年で1部に上がる事を考えていました。

■2部に落ちてチームを変えた事
一番最初にチームに話したのは、全ての基礎を作り直そうと。
寮生活からなにから、4年生が見本となって、しっかり話し合って見本となれるよう、全ての基礎を作り直しました。
ラグビーの部分では、夏にフィットネス合宿をした事が自信につながりました。

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