11月29日に行われた大学選手権での、八戸学院大学・法政大学、両校監督のインタビューです。
法政大学 163-0 八戸学院大学
【八戸学院大学 工藤 祐太郎監督】
「初めての全国大会と言うことで意気込んでいましたが、1対1の個のところでフィジカル・スキル・ランスピードと、すべてに於いて法政大学さんがずっと上手でした。
そのために、1対1のところで止めきれなく、ディフェンスも寄ってしまい、最終的には良いリズムでアタックをされての失点が続いてしまったかなと思います。」
≪法政大学戦に臨み、チームとしてやっていこうとした事は?≫
「本年度はディフェンスをしっかりやっていこうという事で、タックルからのリロード、再セットからの前へのプレッシャーを重点的にディフェンスをしてきて、今日もそれをしっかりとやり切ろうと臨みました。
今回は特に、1対1の接点の部分で、しっかりとタックルを決める事、戦術的にやろうという事で臨みましたが、そこを崩されたのが1番の敗因でした。」
≪大学選手権に出場して感じた事は?≫
「1対1の差が、相当大きいと思うので、選手がこれから、トレーニングに対する姿勢・意識が高まる事で、レベルが上がってくる事を期待しています」
【法政大学 谷崎 重幸監督】
「ベストのメンバーで臨ませてもらったんですが、そこには、どういうゲームでもベストを尽くす事。どんなになっても、小さなプレーをしっかりやるという事が課題でしたが、ある程度出来てきたのではないかと思います。」
≪気を抜いたプレーはみられませんでしたが?≫
「どうしても、上の所でも小さなミスが課題になるので、余裕があるところで余裕のあるプレーをしない、余裕があるからこそ、小さな事をしっかりやるという事が今日のテーマでした。」
≪ファーストステージからの出場になってしまった事について≫
「(リーグ戦の結果により)このステージからの出場になった事を良い薬にしないといけない。あえて原点に戻り、小さな事を大事にしながら、相手にリスペクトして100%出し切れるかをテーマにし、もう1試合同じ様に油断せずに臨みたい。セカンドステージ突破という大きな目標がありますので・・・」
≪今日の試合で気になった点は≫
「ボールキャリアが、まだ孤立しています。まだ寄りが遅い。ボールキャリアが早く展開しようとして、ラックにしているところですが、立って我慢しないといけない。立ってドライブして、相手をもっと引き付けて球を出す事。もう少しその辺を修正したい。あとはFWの仕事をする。引き付けて球を出すという事が出来ていかないとダメですね。」
≪これから先の試合に向けて≫
「最後は、当たり前のことを如何に当たり前にするかだけで・・・。奇策な事をやらなければいけないという時はギャンブルなので、それを出来るだけしなくて良い様な安定したチームにならないといけないと思います。」