10月25日(日)熊谷ラグビー場Aグランド
●青山学院大学 17-50 ○筑波大学
前半は青山学院大学が先制。筑波大学もすかさず反撃し、一進一退の攻防でスコアは前半終了時点で17-17。波乱を予感させる展開となった。しかし、後半は風上に立った筑波大学が圧倒。密集戦を優位に進め5トライを奪い完勝した。
【青山学院大学 武居健作監督】
筑波大学さんの展開が早いので、しっかりと、ブレイクダウンでスローボールにしようという事で、ボールに思い切り絡むというテーマと、しっかりとエリアを使ってFWを前に出すという事を目指しました。
その部分については、しっかりブレイクダウンも頭をしっかり入れる事が出来たんですが、もう少しボールに働きかけるサポートの寄りのスピードが課題として残っています。
(前半風上での得点について)風上を利用してエリアに入ったのはあるんですけど、そこからは攻めようとしているのは、しっかりと練習してきた事を、アタックは出来てたかなと思います。
残り2試合、立教大学さんについては、しっかりとセットプレーを安定させ、しっかりとボールを継続して、ディフェンスも粘り強く継続して、しっかりと勝ちきりたいと思います。
最終戦(慶応大学)は、熊谷でやる事になってますので、熱い試合をお見せしたいと思います。
【筑波大学 古川拓生監督】
強風下でのゲームを久しぶりに体験しました。そこの中での対応が旨く出来なかった。
特に前半での風下での戦い方はうまく出来てなかったと思います。
後半に入っても、前半の課題の修正がしっかりと出来てたか?と言えば、そうでもなかったです。
今日は基本的に、接点のところで8割方圧倒出来てたので、ゲームとしては有利に戦う事が出来たけれども、自分達のやりたいラグビーの精度としては、まだまだといったところです。
前半の風下の部分では、ボールの処理の仕方とかは話をしましたが、失点に繋がった2つのプレーで、ゴール前まで入られた事は、こちらの攻め方は心が弱かったというか、小手先のプレーに走って、それがエラーになって足に引っ掛けられて運ばれただけなんで・・・
あの部分の戦い方の心の強さでは、上とは戦っていけないと思います。
(帝京大について)最終的なターゲットとしては考えていますが、今日この風の中で、後半風上に立ちながらも、自分達のプレーが出来てないので、まず自分達のラグビーを確立していく事の方が大事かなと思います。