11月24日(日)、熊谷ラグビー場Aグラウンドで関東大学ラグビーリーグ戦1部の「関東学院大学VS立正大学」と「日本大学VS東洋大学」の第10節が開催され、東洋大学が2年ぶりに大学ラグビー選手権出場を決めました。
◇第一試合
前半9分に関東学院大学が髙田凱斗選手(PR)のトライを決め、立正大学は武田凱選手(SO)のペナルティゴールを皮切りに2トライを決めて8点リードで前半が終了。後半の序盤はシーソーゲームの展開であったが、関東学院大学が左右に大きくグラウンドを使った攻撃で得点を追加。このままゲームは終了するかと思われたが、立正大学が終了間際に連続トライで2点差まで猛追したが、勝利に一歩及ばず涙を飲んだ。
関東学院大学 ○36 ━ 34● 立正大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/26999/print/
◇立正大学
前半は風上で後半は風下だったので、後半は非常に厳しい戦いだったと思います。選手達は考えてやってくれたと思っています。足りないところがあって2点差で負け、これが最終戦になる可能性もあるので、これで終わったらすごく悔しい終わり方だと思いました。最終戦で関東学院さんとこのような良い試合ができましたが、結果を出せずに悔しい気持ちです。
立正大学 奥村祥平 ヘッドコーチ
◇関東学院大学
今日の試合に関しては、モチベーションを作るのが非常に難しい試合でした。立正大学さんは、勝てば入替戦が回避できるという非常に高いモチベーションで来ることが予想されました。それを学生にはしっかり伝え、そういったチームに対してしっかりと跳ね返す強い気持ちを持ったゲームをしなければいけないという話を2週間前ぐらいからし続けました。前半、風下で非常に苦しい時間帯もありましたが、よくディフェンスをしていたと思いますし、よく自分たちで考えてプレーを選択したと思います。後半はしっかりと風上の利を生かしながら、自分たちの強みである部分を出して試合をコントロールできたと思います。
関東学院大学 榎本淳平 監督代行
□プレーヤー・オブ・ザ・マッチ
関東学院大学 服部莞太(SH)
□モスト・インプレッシブ・プレーヤー
立正大学 舛尾 緑(No.8)
◇第二試合
前半は中盤まで両校の得点の取り合いであったが、終了直前に東洋大学が連続2トライを決めて12点リードで終了。後半に入っても東洋大学の勢いは衰えず攻撃の手を緩めず5トライ、終了間際に連続2トライと追いすがる日本大学を退け、リーグ戦1部3位が確定して2年ぶりに大学選手権出場の権利を手にした。
日本大学 ●33 ━ 57○ 東洋大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/27000/print/
◇日本大学
最終戦、順位もまだ定まっていない中で、前の試合(立正大学vs関東学院大学)の結果、勝たなければいけない、ボーナスポイントを決めて勝点2を目指しましたが、東洋さんにやられてしまったという感じです。最終戦で気合いが入り過ぎ、空回りしてミスで崩れてしまったので、そこを修正して入替戦を頑張りたいと思います。
日本大学 窪田幸一郎 監督
◇東洋大学
選手が本当に1週間、2週間しっかり準備をしてきたことを発揮して勝ち取った選手権出場という事だと思います。
東洋大学 福永昇三 監督
□プレーヤー・オブ・ザ・マッチ
東洋大学 天羽進亮(SO)
□モスト・インプレッシブ・プレーヤー
日本大学 ジョアペ・ナコ(WTB)