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関東大学ラグビー対抗戦 A・B入替戦 日本体育大学-明治学院大学 マッチレポート


2015.12.13 広報委員 辛島

■第1試合  日本体育大学 23-15 明治学院大学

日体大は試合開始5分⑮中野・11分⑦荒川と、明学大陣ゴール前から着実にトライを決めて、序盤で12点差を付けた。
一方、明学大は16分に⑬細野が日体大陣35m近く中央からPGを決め、27分には⑮高倉が⑨津田が蹴ったボールに反応し、トライして前半を12-8で日体大が僅かながらのリード。
後半は拮抗した試合展開が続き、日体大がトライを挙げればすぐに取り返すなど、30分過ぎまでは5点差の展開。
明学大は残り10分を切ったところで、日体大陣内で逆転のチャンスを掴むが攻めきれず、試合終了5分前には日体大⑫石田にPGを決められ8点差となり、1部昇格の道が途絶えてしまった。

【明治学院大学 石川安彦HC】
1年間、やるべき事を明確にし、集大成として挑んだが、ミスや反則で80分を通して自分達のラグビーが出来なかった。
しかし、自分達がやろうとした事が出来た場面もあったので、その時間帯をもっと増やしていかないと厳しい試合だった。
負けて昇格出来ないのは残念だが、下級生にとって来年に繋がるゲームでした。
来季は今の戦い方が出来るだけの個々人のフィットネスを高め、身体をしっかり作らないと厳しいので、そこからスタートしていき、来年は必ず上に上がります。

【日本体育大学 田沼広之監督】
簡単に勝てるとは思っていなかったので、接戦になる展開は予想していました。
今回は入替戦に勝てたという事が良かったです。
ペナルティなどの反則で苦しい場面もあったけど、私達コーチ陣よりも選手の方が冷静に対処していたので、ある意味安心して見ていられました。
来季の目標については、大学選手権に出場するとか、何勝挙げるという事でなく、先ずはしっかりと身体を作り上げ、フィットネスとフィジカルを高めていく事。
あとは、選手達がコーチに頼る事は悪い事ではないけれど、もっと自主性を持てば、選手達も、より自信が付いてくると思います。