熊谷ラグビー場Aグラウンドで12月14日(土)に関東大学ラグビー対抗戦A/B入替戦「立教大学VS明治学院大学」と「日本体育大学VS成蹊大学」、15日(日)に同リーグ戦1部/2部入替戦「日本大学VS専修大学」と「関東学院大学VS中央大学」の4試合が開催されました。
□12月14日 第一試合
立教大学(対抗戦Aグループ7位)のペースで試合が始まり、明治学院大学(同Bグループ2位)を1トライ(ゴール成功)に抑えて36対7で立教大学がリードして前半終了。後半に入っても立教大学の勢いは止まらず着実に得点を積み重ねて前後半で14トライ(9ゴール成功)、88対21と圧勝して対抗戦Aグループ残留が決定した。
立教大学 ○88 ━ 21● 明治学院大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/27805/print/
◇明治学院大学
少ないチャンスをものにして、しっかりディフェンスで守って、どちらに転ぶかわからないようなスコアのゲームをしたかったが、今日のスコアが現実。選手達には、今の環境の中でここまでたどり着いた努力に感謝しています。しかし、この結果が何かを変えなければならないかを示しており、選手、スタッフ、学校等々、関係者全ての力を結集して考えて行かなければならないと感じています。
明治学院大学 月田伸一 監督
◇立教大学
相手がチャレンジャーとして挑んでくることは解っていましたが、我々はそれを受ける側ではなく、我々も立教大学ラグビー部のこの1年やってきたことの集大成を示そうと臨んだ1戦でした。ミスもありましたが、4年生が頑張ってくれ、良い結果が出せたと思います。
立教大学 福田明久 総監督
□12月14日 第二試合
日本体育大学(対抗戦Aグループ8位)が前半9分にHO萩原一平のトライ(ゴール成功)で先制したが、中盤まで一進一退の展開が続き19対3と日本体育大学が16点リードで前半終了。後半に入り成蹊大学(同Bグループ1位)も相手ペナルティからのセットプレーでチャンスをつかむが、得点に結びつけることができず、前後半で1トライ、1PGに終わり、40対8と日本体育大学が勝利して対抗戦Aグループ残留が決定した。
日本体育大学 ○40 ━ 8● 成蹊大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/27806/print/
◇成蹊大学
昨年の入替戦では、日体大さんにこの場で負けました。それから1年間、リベンジを果すためにやってきましたが、残念ながら力及ばず負けてしまいました。結果として40点もとられてしまった言い訳は無く、日体大さんのほうが強かったという事だけです。
成蹊大学 宍戸太郎 監督
◇日本体育大学
この1年、本当に苦しい1年でした。最後にやっと勝利し、1勝の重みを感じ、Aグループに残留できたことは大事なことだと感じています。4年生がまとまって乗り越えてくれて感謝しています。この1年の経験を来年に活かしていきたいと思っています。
日本体育大学 秋廣秀一 監督
□12月15日 第一試合
試合開始6分にFB新野翼のPGで専修大学(リーグ戦2部2位)が先制するが、日本大学(同1部7位)もLOセコイナ・ブルのトライで反撃し、シーソーゲームの展開となり1点差で日本大学が前半終了。後半26分には専修大学が2点リードするが、すぐさま日本大学もPGで1点リードと目まぐるしくスコアが代わる白熱したゲーム展開となった。残り10分を切ったところで、日本大学が連続トライ(ゴール成功)で41対29と12点差で逃げ切りリーグ戦1部残留を決めた。
日本大学 ○41 ━ 29● 専修大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/27807/print/
◇専修大学
昨年もリーグ戦2部ということで立正大学さんと、今年は日本大学さんと試合をさせて頂き、今年こそはという気持ち、チャレンジで来ましたが、残念ながら10点ほど及びませんでした。選手達は1年間一生懸命に頑張ってくれ、最後の最後まで勝敗が分からない試合をしてくれました。最後まで信じて勝つと思っていましたが、残念ながら及ばなかったということです。これは勝負ごとですので仕方ない事です。改めて来シーズも頑張りたいと思います。
専修大学 石倉俊二 監督
◇日本大学
選手には難しい試合になると昨日のミーティングで話しました。その通りで日大としては、もう少しコンタクトや接点の部分でアドバンテージが取れるかと思っていましたが、専修大学さんもかなり鍛え上げられたコンタクトで、なかなかゲインできなかったことがスコアを取りきれなかった要因かと思います。そんな中でも選手達は混乱せずに自分達のラグビー、準備していたものを出してくれ、選手達には「ありがとう」と言いたいです。
日本大学 窪田幸一郎 監督
□12月15日 第二試合
試合開始2分にFB吉田晃己のPG、さらにCTB千葉央貴がトライ(ゴール成功)で中央大学(リーグ戦2部1位)が波に乗るかと思われたが、関東学院大学(同1部8位)も9分に由比藤聖FLのトライ(ゴール成功)で反撃開始。その後も目まぐるしく攻守が入れ替わる展開で21対21の同点で前半終了。後半に入ると関東学院大学が得点を重ねて49対24と25点差でリードして試合終了かと思われたが、ロスタイムに入って中央大学が意地の2トライ(ゴール成功)で猛攻を仕掛けて11点差まで追い上げる好ゲームとなったが力尽き、関東学院大学が勝利してリーグ戦1部残留が決定した。
関東学院大学 ○49 ━ 38● 中央大学
公式記録https://www.rugby-japan.jp/match/27808/print/
◇中央大学
何が何でもリーグ戦1部に昇格するという気持ちで臨み、100周年ということもあり山﨑主将以下まとまったチーム作りができ、2部で優勝したことで手応えを感じて臨んだ試合でしたが、残念ながら点数が多少離れて力が及ばなかった部分もありますが、選手達は良くやったと思います。
◇中央大学 井上淳孝 監督
◇関東学院大学
しっかりと3週間準備してきたものが、すべて出たのではないかと思います。とくに由比藤、内川の両キャプテンが中心となってチームを良くまとめ、モチベーションの精神的な部分もしっかりと準備して臨んだ試合であったと感じます。3週間前の立正大学戦で勝つことができ、そこから少しずつ勝に持って行ける流れが構築できた結果で、4年生の頑張りだと思います。また。中央大学さんの気迫も前半すさまじいものがあり、先制トライを取られましたが、そうした雰囲気に飲まれることなく自分達のやってきたことをしっかり出せた良い内容の試合だったと思います。
◇関東学院大学 榎本淳平 監督代行
※記者会見での冒頭コメントのみ