トピックス


関東大学ラグビー リーグ戦・対抗戦入替戦


2023.12.18 スクール部会 山野

12月16日(土)リーグ戦1・2部入替戦

立正大学は1部残留、関東学院大学は1部昇格

◇第1試合

立正大学○ 28 ━ 19 ●専修大学

立正大学(リーグ戦1部7位)と専修大学(リーグ戦2部2位)の試合は、立正大がリードして前半を終了するか思われましたが、終了直前に専修大の永井大成(SO)がトライ、新野翼(FB)がゴールを決めて同点として折り返しました。後半は立正大の連続攻撃に対して専修大が硬い守りで得点を許さない展開でしたが、立正大の馬越涼選手(FL)のトライで均衡を破りゲームが動き、専修大も試合終了直前に川瀬翔太選手(CTB)が意地のトライを決めましたが、9点差で立正大が競り勝って1部残留を決めました。

専修大学 石倉修二 監督

埼玉県でこういうような素晴らしいグラウンドで試合ができ良かったですし、観客も入っていただき嬉しかったです。ありがとうございました。また、立正大学の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。我々は1年間通して勝つ気満々できましたので、本当に残念です。今の4年生を中心にものすごく頑張ってくれ、春から非常に調子も良く、良い形で準備ができてきました。今日、やっぱり大舞台ということで少しミスが多かったということと、ペナルティーがいくつか肝心なところで起きてしまったことが敗因だと思っています。ただ、選手たちは本当に最後の最後まで諦めずに頑張ってくれていたことを私も誇りに思いますし、やってきたことが間違いではなかったと思います。もう一回、来年も2部ということになりますけが、しっかりと準備をして来年こそは1部に昇格できるように頑張っていきたいと思います。

 

立正大学 堀越正己 監督

入替戦は戦ってみて改めて難しいと今日、思い知らされたという感じの試合でした。とにかく勝って4年生が歴史をつないでくれたという感じですごく良かったと思っております。

 

関東ラグビーフットボール協会 公式試合記録           https://www.rugby-japan.jp/match/26005/print/

 

◇第2試合

拓殖大学● 26 ━ 38 ○関東学院大学

拓殖大学(リーグ戦1部8位)と関東学院大学(リーグ戦2部1位)の試合は、前半は得点を取ったら取り返すというシーソーゲームとなり、1トライ差で拓殖大がリードして終了。後半に入って拓殖大のハーダス・ロスマン選手(NO.8)がトライ、奥田勇志選手(CTB)のゴールを追加して12点差としましたが、粘る関東学院大は集中力を切らさずに攻撃を継続し、諸山祐祥選手(WTB)のトライ、立川大輝選手(SO)のゴールが決まって逆転し、終了間際にもトライを追加して見事に逆転勝利で1部へ返り咲きました。

拓殖大学 遠藤隆夫 監督

今シーズンはやっぱり全然やりたいことがやれなくて終わり、入替戦、リーグ戦の最終戦からの3週間、本当に学生は良く頑張ってまとまりが出てきました。ただ、やっぱりちょっと実力が足りなかったというところで、このスコアの差に繋がったと思います。途中までは本当によくやったと思いますが、そこからが本当のチーム力というところで、やっぱり足りず結果的に12点差で負けるということになってしまいました。去年、当校が1部に上がりましたが、上がったり下がったりする位置から本当に早く脱出したいという思いで、ずっとやっていますが、やはりそこがチーム力を上げていかななければならないところなので、もう一回、来シーズン2部になりますが、もう一回チーム力を上げる、一人一人の意識を改革していく、本当にラグビーを好きになって、とことんやれるチームにしていきたいと思っています。

 

関東学院大学 立川剛士 監督

去年負けて一年間準備してきました。相手はリーグ戦1部8位になって3週間しか準備してないと思いますが、我々は一年間準備していたことをしっかりと出せたゲームだったと思います。

 

関東ラグビーフットボール協会 公式試合記録           https://www.rugby-japan.jp/match/26006/print/

 

12月17日(日)対抗戦A・B入替戦

青山学院大学はAグループ残留、日本体育大学はAグループ昇格

◇第1試合

青山学院大学〇 49 ━ 14 ●明治学院大学

青山学院大学(対抗戦A部ループ7位)と明治学院大学(対抗戦Bグループ2位)の試合は、青山学院大が2トライ2ゴール14点、明治学院大は無得点の14対0で前半が終了。後半6分に明治学院大の佐藤瑛志選手(CTB)がインターセプトしたボールを小林良太朗選手(WTB)がパスを受けてトライを決めて反撃開始かと思われましたが直後、青山学院大が立て続けにトライを決め、さらに前後半通じてキッカーを務めた桑田敬士郎選手(CTB)の正確なゴールキックで得点差を広げる展開となりました。明治学院大は終了間際に1トライ1ゴールを返しましたが、35点差で青山学院大が勝利してAグループ残留を決めました。

明治学院大学 月田伸一 監督

我々はチャレンジャーとしてできる準備は全てやって、今日プレーした選手たちは本当に100%力を出し切って、良くやってくれたと思います。本当にチームとして力が足りず昇格することは今回できませんでしたけども、来年につながる良いゲームをしてくれました。このゲームを観て3年生以下、来年昇格に向けてさらに良いチームになって、ここへ帰ってきたいと思います。

 

青山学院大学 村松歩 ヘッドコーチ

前半は風下でかなり苦しい展開になりました。また、明治学院大学さんのブレイクダウンでスローボールにするような仕掛けを受け、なかなか思うようにスコアが重ねられませんでした。苦しいゲームになるということはある程度は予想していたので、何が起きても慌てずに自分たちのやるべきことを遂行するというようなところで後半入りました。後半は明治学院大さんの諦めない姿勢にスコアを許してしまいましたが、我々の方もしっかりともう一回ハーフタイムの時にボールを継続する、やるべきことをするということを共有して、無事に勝つことができホッとしております。ただ、この場所でこういう試合をするというとことは我々の望んでいる目標ではなかったので、こういった経験を糧に来シーズン、良い教訓を得たというところで後輩たちが良い結果を出せるように精進していければと思っております。また、今日でラストゲームになる4年生は、良いカルチャーをしっかり後輩たちに見せてくれた試合でもあったと思います。

 

関東ラグビーフットボール協会 公式試合記録            https://www.rugby-japan.jp/match/26015/print/

 

◇第2試合

成蹊大学● 20 ━ 27 〇日本体育大学

成蹊大学(対抗戦Aグループ8位)と日本体育大学(対抗戦Bグループ1位)は、前半開始2分に日体大の中村元紀選手(WTB)が先制トライを決め、これを皮切りにテンポ良く得点を重ねる中、成蹊大は終了間際にトライを決めて5対20と日体大のリードで前半終了。後半7分に成蹊大の金子颯馬選手(HO)のトライを契機に連続トライから劣勢と跳ね返す攻撃を見せ反撃ムードが高まりましたが、一歩届かず7点差で涙を呑むことになり、昨年の入替戦と同じカードで雪辱を果たした日体大が一年ぶりでAグループに返り咲きました。

成蹊大学 宍戸太郎 監督

毎回、先制トライを取られ苦しい展開が続きましたが、同点でも勝ちだったので、ちょうど7点差だったので、真ん中にトライを取れれば今日のこの風でもゴールが入るかなと思っておりました。去年、当校がやったことをやり返された形になりますから、また来年同じ形で相手が日体大さんになるか分かりませんが、当校はBグループで1位になって対抗戦Aグループ8位をまた打ち負かしたいと思います。

 

日本体育大学 秋廣秀一 監督

本当にキャプテン中心に非常に苦しい1年間だったと思います。キャプテンを中心に4年生がまとまって、本当にこの日を待ち望んでいたというか、日々精進しながらやってきたということで、結果が実って非常に良かったと思います。

※記者会見の冒頭コメントのみ

関東ラグビーフットボール協会 公式試合記録            https://www.rugby-japan.jp/match/26016/print/