台風の接近で悪天候が危ぶまれた関東大学ラグビー第2節は、無事に開催されました。
開幕戦で2部から昇格した東洋大学に敗れた東海大学と、今季初勝利を狙う地元熊谷を本拠地とする立正大学。開幕を順調に滑り出した法政大学に、同じく開幕戦勝利を熊谷で飾った日本大学の熱い一戦が行われました。
日本大学 14 VS 30 法政大学 立正大学 21 VS 47 東海大学
◇日本大学ラグビー部 中野 克己監督
今日の試合は前半から、ちょっと選手の動きが悪く、特に今日のテーマのリロードというところでチームを共有していたのですけど、なかなか体が動かず、法政大学さんのペースになった試合だったところが全てかなと思います。後半そこをなんとか立て直して行こうということで、ハーフサイドから、もう1度やり直そうということで臨みましたが、いいところもあったのですけども最後まで、なかなかうちのペースにならずに、そのまま押し切られたというような内容になってしまい、大変残念な結果となりました。次戦に向けてもう1度、しっかりベースから見直して、まだ残り試合がありますからチームを立て直していきたいというふうに思います。
◇法政大学ラグビー部 新宮 孝行監督
前半はタイトな試合になると思ったのですけど、前半で点数を取っていくしかないということで、本来なら前半はある程度ディフェンスで我慢して後半で行くっていう戦法でしたが、今回は本当にいつ終わるかわからない状況なので、なんとか点数を重ねていこうと、ショットも含めて取れるとこは取ろうと言いました。それが功を奏して前半0点に抑えられたと思います。
レフリーとのコミュニケーションがうまく取れずにラインオフサイドを今回10個取られました。そこを修正しなくてはいけなかったけど、よくディフェンスで耐えたと思います。
あと、うちのパターンとしてはペナルティーをもらえばショットでゴールを狙って行くというふうな形がはまって、いい形で勝てたのではないかと思っております。
◇立正大学ラグビー部 堀越 正巳監督
昨年練習試合で東海大学さんと試合を行いましたが、点を多く取られる経験をしたなかで、一部に上がってチャレンジをしたところでしたが、やはり最初の20分で自分たちのプレッシャーをかけられない事が敗因だと思っています。今回、自分たちがやろうとしていたところが、特にディフェンスの部分で通用する事が、ある程度見えてきていますので、それはこの後の試合でしっかりとつなげて行きたいというふうに思っています。
◇東海大学ラグビー部 木村 李由監督
リーグ戦2戦目ということで、前節、初戦を自分たちのラグビーが出来なかった試合からの2週間だったのですけど、それでも自分たちにしっかり矢印を向けて、改善すべきところ、意識しないといけない所を高めて臨みました。前半こそ、自分たちの時間が長くなった部分もありましたけど、30分以降足も止まり、動きも緩慢になり、そこから、エラーなどが多発する。そういった、まだ発展途上のチームですので、これからそういった課題としっかり向き合って、成長して行けるように取り組んでいきたいと思います。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチ
法政大学 小山田裕悟 選手
東海大学 武藤ゆらぎ 選手