2月9日(日)、熊谷ラグビー場でNTTジャパンラグビー リーグワン ディビジョン1第7節交流戦「埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)対東芝ブレイブルーパス(BL東京)」の試合が行われた。昨季プレーオフトーナメント決勝戦で激突したチームの対戦とあって、試合前から好ゲームが予想されたが、その期待を裏切らない白熱したゲーム展開で、28対28の同点で終試合了して埼玉WKが首位を守った。
試合開始3分、埼玉WKのSO山沢京平が先制点となるPGを決め、3分後にBL東京のSOリッチー・モウンガがトライ(G成功)で反撃。埼玉WKがPG2本と山沢選手の負傷で交替した直後にSOヴィンス・アソのトライ(G成功)を追加し、埼玉WKが16対7と9点リードで前半終了。後半10分、BL東京のCTBセタ・タマニバルのトライ(G成功)で試合が動き始める。23分、埼玉WKのWTB竹山晃暉がトライ(G成功)を決めてBL東京を振り切るかと思われたが、中盤に入り昨季王者のBL東京はWTB森勇登、ジョネ・ナイカブラが連続トライ(G成功)で猛反撃に転じて逆転に成功。追撃する埼玉WKは35分、WTB竹山晃暉が右隅にトライを決めて同点とし、自らがゴールを蹴って逆転を狙うが不成功。試合終了までの残り5分間、両チームの死闘と言っても過言ではない攻守が目まぐるしく入れ替わるゲーム展開に観客の声援も最高潮に達した。同点で終了した試合後、観客からは両チーム選手の健闘を称える拍手が鳴り止まなかった。
埼玉WK 28 ━ 28 BL東京
公式記録 https://league-one.jp/match/27484/print
□プレーヤー・オブ・ザ・マッチ
埼玉WK CTBダミアン・デアレンデ