◇12月2日(土)第1試合
成蹊大学●7 ━ 43 〇青山学院大学
青山学院大学が前半22点とトライ、ゴールを重ねる一方で成蹊大学は無得点で終了。後半に入って成蹊大学は1トライ、1ゴールを決めるが、これが唯一の得点となり、攻撃の手を緩めない青山学院大学が着実に得点する展開となりました。この結果、成蹊大学は日本体育大学、青山学院大学は明治学院大学と入替戦を戦います。
成蹊大学 宍戸太郎 監督
2007年に青山学院大学さんに勝って以来、勝っていなかったので、今日は何としてでも勝ちたいと対抗戦Aに4年ぶりに帰り、何とかして一つでも勝ちたいと思って臨みましたが、青山学院大学さんが非常に強かったなというのが正直な印象です。なかなか攻めることができずに防戦一方だったので、リズムが出ずに終始圧倒されたという印象です。
青山学院大学 村松歩 ヘッドコーチ
これまで全敗して当初掲げていた大学選手権出場という目標が断たれてから非常に難しい準備期間でしたけど、しっかりと成蹊大学さんとの最終戦に向きあえました。2週間準備をできたかな、というところです。それが結果に出てきたと思います。もちろん成蹊大学さんが諦めない素晴らしいチームであることは戦う前から分かっていましたし、こちらも準備をしてきました。今日はセットプレーで優位にたて、そこで流れに乗れたゲームだったと思います。後半も成蹊大学さんが諦めずにディフェンスをし、やり続けるということも分かっていたので、そこも十分注意しながら我々のやってきたことをしっかりと一人一人が遂行するというところで意思統一ができ、それが勝利という結果に結びついてホッとしていると同時に嬉しく思っています。
□プレーヤーオブザマッチ
青山学院大学 SO 河村凌馬
□モストインプレッシブプレーヤー
成蹊大学 CTB 高島大聖
◇12月2日(土)第2試合
筑波大学〇 68 ━ 10 ●立教大学
前半終了して筑波大学が35点、立教大学は無得点と一方的な試合となりました。後半に入り立教大学は2トライを決めるものの、勢いに乗った筑波大学はロスタイムに入った終了間際にも得点するなど最後まで攻撃を継続する姿勢で勝利し、全国大学選手権大会(流通経済大学と対戦予定)の切符を手に入れました。
立教大学 元治裕一 監督
今年、我が部は100周年で大学選手権出場という目標に向かってまいりました。今日、勝点を取ることができれば、その夢が叶った最後の戦いに挑めたということは、本当に北川主将を中心とした4年生が良いチームでやってくれたと思います。ただ、結果的には大きな点差がつき、やっぱりまだまだ正直、筑波大学さんとの差は大きいな、というふうに感じたところです。ただ、本当に北川主将を中心に、特に4年生が本当にチームをまとめ、良い試合をしてくれたと思っております。
筑波大学 嶋崎達也 監督
我々は帝京大学に大敗してからもう一度振り返って11月にグラウンドの中で取り組んできたことが、立教さん相手のゲームで出せた部分がたくさんあったと思います。課題もたくさんありますが、本当にチーム全体がしっかり取り組んでいることが身になって結果になって良かったと思います。対抗戦の代表として選手権に向けて良い準備をし、少しでも上に上がれるように取り組んでいきたいと思います。
□プレーヤーオブザマッチ
筑波大学 HO 平石颯
□モストインプレッシブプレーヤー
立教大学 SH 北川時来