9月11日(日)、熊谷ラグビー場Aグラウンドで関東大学ラグビー・リーグ戦1部の2試合が開催されました。2試合とも逆転勝利の白熱した試合で、真夏を思わせる暑い中にもかかわらずスタジアムに足を運ばれたラグビーファンを大いに喜ばせくれました。
大東文化大 19 VS 26 法政大 立正大 33 VS 44 日大
◇大東文化大学 日下唯志 監督
このような素晴らしい環境で公式戦を迎えられたことを大変嬉しく思いますし、準備いただきました関東協会を始めとする関係者の皆さんに感謝申し上げたいと思います。自分たちのラグビーをしようという事で送り出しました。立ち上がりから相手陣で戦うことができ、スコアを重ねる事ができましたが、チャンスをいくつか潰してしまいました。法政大学さんは、例えばラインアウトの修正などをしてきて、ボールを動かしてくるのだろうと予想していました。そうした中で法政大学さんのリズムになってしまい、その流れを後半食い止める事が出来ず、チャンスもありましたが、取り切ることが出来なかったことが最終的にスコアに繋がったと思っております。今日は負けてしまいましたが、リーグ戦は最後の最後まで混戦になると思っています。そういった中で今回の反省をし、2戦目以降にしっかりつなげていければと思っております。
◇法政大学 新宮孝行 監督
大東文化大学さんとやる前に、大東さんの留学生を凄くマークをしたのですけど、思いのほかやはり強かったです。前半、うちのチームも若干ちょっと浮き出し立ったところもありましたが、パワーもあり1発で仕留めなくていけないタックルに対して1歩2歩前に行かれて、そこの部分である程度、リズムが狂ってきて、そこに食い込まれてしまう、というような状況が続き、前半の19点は、私の方では3トライ以内に抑えるというのを目標としていたので、これ以上取られたら、やられるかなと思いました。後半に入って選手の動きを見ていて、あまり疲れてないと感じました。逆に大東さんの方は足が止まったような感じだったので、後半からはテンポアップして、相手をしつこく何回も倒して疲れさせ、点数を重ねて最終的には逆転できたという事で、結果的にはナイスゲームだったのですが、まだまだ1対1の所で、精度を高め倒さなくてはならず、次の試合に向けて修正する必要があると感じております。
◇立正大学 堀越正巳 監督
立正がやろうとして来た事が、後半には出来ていたと思うのですけれども、最後の最後で、やはり、日大さんのバックスの力という所で、走れなかったとい所はあったと思います。
◇日本大学 中野克己 監督
日本大学としましては、昨年夏の時期にコロナで苦しんだ事がありましたので、無事に夏合宿を予定通り実施でき、今日の初戦の日を迎える事ができ、非常に喜びを感じてプレーしてこいというように送り出しました。描いていた立正大学さんとはかなり違っていたので、少し選手が慌てる場面もあり、後半はかなり厳しい展開でしたが、最後自分たちがやってきたところを取り戻してくれて、なんとか、引き離す事ができた試合だと思っております。他のリーグ戦の結果も聞いている中で、力の差はそんなにないと思います。課題修正ができたことが一番の収穫だったと思っております。
記者会見冒頭の監督コメント(ダイジェスト)のみ
立正大学 法政大学
大東文化大学 日本大学
プレーヤー・オブ・ザ・マッチ
法政大学 吉永昴生 選手
日本大学 普久原琉 選手